なんでまた税理士になんてなろうと思った?それは人生のリスクヘッジのため。

 

 

新卒で入った会社を辞めて、

フリーターしながら税理士の勉強して、

会計事務所に勤めながらまだ勉強して、

結婚して子供ができて、

もう1人子供ができてもまだ勉強していて、

俺は一体何をしているんだろう?

 

そんな時いつも税理士を目指した動機を思い出して、

早くこの現状から抜け出したい!と自分を鼓舞していました。

 

 

勤務先の倒産!そこから徐々に独立を考えるように・・・

 

最初はみんなと同じように就職活動して、人材派遣会社の営業職に。

 

大学生の時、社会人になったらこれをやりたい!とか、○○業界に憧れているとか、株式会社○○に入ったらかっこいいだろうなとか全くありませんでした。

(大学受験で英語が得意だっただけで英語を使った仕事ががいいかもと考えたことがありました。もう少し英語の勉強をと思い大学3年の時にアメリカに短期留学までしました。そこで自分の英語力の低さを目の当たりにし、ここではっきり決断できたのは、英語を使っての仕事は無理だということでした(笑))

 

それでもフリーターになるわけにもいかず、周りの人と同じように就職活動を始めました。

当時はいわゆる就職氷河期にあたり、1社の就職先を見つけるために100社位エントリーシート(応募)を出すのが当たり前でした。

企業の就職説明会や何十社も合同の企業説明会などに参加し、シュッとしたかっこいい営業マンの話を聞いたり、ベンチャーの社長の起業までの熱い話を聞いたりしているうちに感化され、俺も社会に出て成長し自己実現したい!と考えるようになりました。

「自己成長を実現するためには頭を柔らかくして色んな人と話し、多様な価値観に触れる必要がある」といったような趣旨のことをどこかの説明会で社長が言っていて、なるほどと感心しました。

それならたくさんの人に接することができる仕事はなんだろうと考えると、管理部門ではなく取引先に行く営業職がいいだろうと。

さらに取引先に提案するのも人材(派遣スタッフさん)である派遣業界なら、単純に他業界の2倍多く人に会える、2倍早く成長できると思いました。

また、大企業ではなく成熟していないスピード感のある中小企業に的を絞り、なんとか中規模の人材派遣会社に就職することができました。

 

就職活動は大変でしたが気持ち新たに社会人となりマナー研修やOJTを経て、飛び込み営業やテレアポにも少し慣れてきた入社わずか6ヶ月目、会社が倒産しました。。。びっくりしました!

当時でもニュースで上場企業が破産するのを見聞きしていましたが、まさか自分の就職先がそんなことになるとは・・・まさに青天の霹靂と言える出来事でした。

 

 

倒産をきっかけに少しっつ考え方が変わってきた

 

一生安定して勤められる会社はない!

今では当たり前のことですが当時気づくことができたのは収穫でした。

当時は22歳で、この若いってことで何かと救われたような気がします。

 

倒産すると債権者集会が開かれますが、その前に社長から社員に事情説明がありました。

それまでカリスマ社長なんておだてられていた社長が社員から罵声を浴びせられていました。

それまでいつも偉そうに威厳たっぷりの社長の右腕だった財務部長が社員から呼び捨てにされ怒鳴られていました。

「俺たちの人生どうしたらいいんだ!」と。

文章では書けないような汚い言葉もたくさんありました(笑)

 

1ヶ月ほど残務処理(タダ働き)をしている間、同僚・上司といろいろ話しました。

もう結婚しているし(責任がある)

今度子供が受験なんだ(お金がかかる)

もう他では働けない(どっぷり会社に依存)

転職したら給料さがるかな(でしょうね)

年齢と立場によって多少ありますが要は転職するしか他に道がないってことがわかりました。

 

 

俺たちの人生どうしたらいいんだ!他人に自分の大切な人生を任せることはできない。

 

倒産後は再就職しました。

派遣業界で助け合い?即戦力中途採用みたいなことで、同業他社に入りました。

そこで2年ほど営業をやりながらやっぱり考えていました。

このままでいいのか?このままで俺の人生大丈夫?

今はまだ22歳と若いが、年をとってからまた会社が倒産したらどう生きていけばいい。

年をとってから路頭に迷うのか。

ずっと数字(営業成績)に追われるのか。

社内の異動や左遷、上司への媚びへつらい、部下からの突き上げ、出世競争ってほんと嫌だな。

今何とかしておかないとマズい!

あれこれ悶々と考えていました。

 

それならいっそ自分で会社をやるというのはどうだろう、とそれまで頭を掠めることもなかった「独立開業」の道を考えるようになりました。

自分でやって潰れたら自己責任だし、それはもう仕方ないと半ば開き直りに近いものがありました。

他人に自分の人生を預けるようなことはしたくない!

 

 

人生のリスクヘッジのために税理士になることを決めた

 

ただ私には新商品を開発するような頭も、いきなり会社を立ち上げるような気概もありませんでした。

非常に安直ですが、何か資格を取るのはどうかと資格を探し始めたところ、どうやら税理士というのが国家資格で、しかも開業している割合が多い資格だとわかりました。

(よく間違えられるのが公認会計士ですが、一般的に監査法人という会社に就職して会社員として働くようでしたので候補の資格から外しました。)

 

税理士になって社会に貢献するとか、適正な納税の啓蒙だとかそんな理由ではなく、

自分の人生をより安全な方へ進めるため、嫌なことを少しでも減らすため、そして「独立」するために税理士を目指しました。

今思えば独立開業の方がリスクが高いと思うこともありますが、リスクを挙げたらキリがないですから。

ただ独立すれば、赤の他人のさじ加減で自分の人生が左右されるとか、自分の知らないところで物事が決まっていくようなことは少ないです。

決定権は自分が持っています。

 

 

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◆この記事は執筆時点の想いをもとに書いています。
また、税制も執筆時点のものになっており、記事によってはその後の法改正が反映されていない可能性がありますのでご注意ください。

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