移動時間を短縮するのがすぐできる手っ取り早い仕事の効率化。
効率化・生産性の向上が話題に上ることが多いですね。
・最新機器を導入するだとか、ITを駆使するだとか
・効率化専門のコンサルを入れるとか
・会計業界だとクラウド会計とか
もちろん日々の業務フローの効率化は欠かせませんし、トライ&エラーを繰り返していくことも大事だと思います。
同じ区間を行ったり来たり
ところでお客様との打合せのために移動する時間てどれくらいかかっているんでしょうか。
もちろん1回あたりの往復時間はわかりますが、例えば1ヶ月間を単位として移動した場所を振り返ってみると2往復、3往復なんて当たり前になってたりしないでしょうか。
一昨日もこの駅来たな、先週も同じ景色見たな、みないな。
仮に同じ駅の周辺に3件の訪問先があって、1日で回るのと、3日に分けて訪問するのでは単純に時間は3倍かかります。
往復で1時間かかるところなら、1日で回ってしまえれば移動時間が1時間のところ、3日に分けると3時間かかります。
当然といえば当然なんですが、こう書いていると余計無駄な時間を過ごしてしまっていたこと思い出し、後悔の念がふつふつと。。。
試しに今年の手帳を見返してみました。(注:暇ではありません^^;)
振り返ってみると意識していたつもりでもやっぱり無駄な動きをしている月がありました。
相手があることなので全て自分の見込んだスケジュール通りに進まないことの方が多いかもしれません。
それでも自分がもっと意識すれば平気で月に3時間、4時間位は時間を作ることができるはずです。
なにせアポを取ろうとモーションをかけているのは自分自身なんですから。
私がやっていること
「近くに所在しているクライアント・取引先には同じ日に訪問する」というのは、この会計業界に入る前の営業職をやっているときに上司から口酸っぱく言われてきたことです。その省略できた移動時間を使ってもっと営業しろということですけども。
「2回同じ場所(駅)に行くなら周辺のクライアントにも2回ずつ訪問しろ」とも。競合他社の営業より回数多くクライアントと接しろということですね。これはさすがに今やると逆効果がありそうなのでやっていませんけども。
ということで昔から移動時間を短縮させることには意識をおいてきました。
移動時間を効率的にするために私が実践していることは至ってシンプルです。
1)お客様の所在地をグルーピング
お客様リストは誰もが作っているかと思います。
そのExcelリストに次の項目も追加しておきソートできるようにしておきます。
・同じ駅
・同じ沿線
・同じ区・市
私の場合はこれを基に、まず毎月訪問するお客様の最寄り駅・沿線を確認します。
それから2ヶ月ごと・3ヶ月ごとに訪問するお客様の該当月を照らし合わせてみます。
合致すれば同じ日にアポが取れるよう、お客様の状況を想像しながら電話とメールで連絡をします。
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2)何分時間を創出できたかチェックする
これが重要ですね。
移動時間を短縮することで一体どれほどの時間を作り出すことができたのか。
これもお客様リストに往復の移動時間を入れておけば一発で分かります。
無意識に時間をロスしていることがある一方で、今回のような時間が作れていることもあります。
どちらも意識しておかないと時間はただの概念でしかなくなってしまいますからね。
まとめ
先日、1日に4件のアポを入れてみました。
創出できた時間はざっと3時間45分。
荷物が多くて重い(年末調整の資料回収が重なって)、Macの充電がなくなりかけたとかありましたけど、一種の達成感がありました。
≪編集後記≫
昨日はFacebookページを活かすという趣旨のセミナーに参加。
≪兄弟日記6歳3歳≫
朝からこのポケモンカードはオレのだ俺のだと2人が揉めていて、お迎えのバスに乗り遅れそうなり・・・雷が落ちていました。
また、税制も執筆時点のものになっており、記事によってはその後の法改正が反映されていない可能性がありますのでご注意ください。
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