【「ない仕事」の作り方】みうらじゅん氏の仕事術が書かれた本。DT

 

 

『DT』という言葉をご存知でしょうか?

これまでこのDTを他の人から聞いたこともありませんでしたし、見たこともありませんでした。

お酒を飲んでるときなんかに私がDTと言うと、周りの人は全員初めて聞いた様子で面白がってくれました。

なのでてっきり私を含めた超少人数の人しかDTを知らないものだと思っていました。

しかしそれは大きな間違いでした。

 

DT

 

私がDTを思いついたのはせいぜい5年ほど前のことです。

しかし、この本を読むことで大先輩がいることを知りました。

義理の兄が好きだという、みうらじゅん氏。

この本の一節でDTが登場したのです。

 

DTとはつまり童貞のことを(ここでは)指します。

どうてい。

私がDTを思いついたのは飲み屋(周りにも人がいる状況)にいるときで、堂々と「どうてい」と声に出すのは気が引けたので、まったく別の言葉で、でもなんとなく伝わるような言葉を探した結果、DTが生まれました。

「どうてい」の「ど=D」と「て=T」でDTですね(説明いらないですね)

最初にDTと発したときその場は柔らかな笑いに包まれました。

みんな気に入ってその後もなにかにつけてDTを連呼していましたね。
とにかくDTと発声したい。

「おれがDTじゃなくなったのは◯歳のときで・・・」
「あいつはあの頃まだDTだったはずだ」

「うちの子もいつかDTを捨てるときがくるんだね^^」なんて奥さんと話すこともあります。

 

あたかも自分のものとして使っていたDTでしたが、みうらじゅんさんはもう随分前に生みだし、なんと2002年には書籍化までしていました。。。

 

週刊誌も読む私は、週刊文春で「人生エロエロ」というエッセイ?をみうらじゅんさんが書いているので、その名前は知っていました。
《関連》世の中どーでもいいことが溢れている。けれども世間知を高めるための一手段として週刊誌も読んでいる。

毎回冒頭はお決まりのセリフ「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」で始まるので、そういう人なんだぁ程度にしか認識していませんでしたけど。

 

その程度のみうらじゅんという人物像しか描けていなかった私でしたが、この本『「ない仕事」の作り方』を読み進めるとみうらじゅんさんが一廉(ひとかど)の人物であることがわかってきました。

『マイブーム』という言葉を作ったとか

地方のマスコットを『ゆるキャラ』と命名したとか

何も知らなかった私は衝撃を受けました。えーすごい人だったんだと。

 

長髪、サングラス、ゆるい服装。

肩の力を抜いて、場当たり的にやりたいことだけをやりたいようにやっている緊張感のない、エロいことばっか考えている人。

だと思いきや、本書では緻密に戦略的に「ない仕事」を「仕事」にしていってます。

 

 

「ない仕事」の作り方

 

DTやエロいことを話そうと思っているわけではなく、ここからが本題です。(が本題の方が短いです💦)

「ない仕事」の作り方というのは、もともとあるものだけど、誰も気にも止めていないもの、誰も深掘りしていないことにフォーカスし、それをとことん突き詰めて、その界隈の第一人者になることで仕事につなげていくというものだと理解しました。

例えば、天狗
ゴムヘビ

海女さん
仏像

存在しているけど脚光を浴びていなかったものにスポットライトをあて、改めて世に送り出す。
(もう今では人気なのもありますけど)

どういうきっかけでそれに興味を持ち、どうやって突き詰めていくのか。
そうやっていって、仕事として成立していなかった「ない仕事」が「仕事」となって対価を得る。
その一連の流れが、みうらじゅんさんの思考と行動でもって示されています。

 

また、共感したのが「1人電通」というやり方。
(仕事相手が博報堂の場合は「1人博報堂」に変わるそうです笑)

これは、ネタを考える・探す、ネーミング、デザイン、見せ方(戦略、自己ブランディング)を考える、プレゼンテーション、接待(営業)までをすべて1人でやるというスタイルです。

これフリーランスの人だったら皆さんそうですよね。

 

これをやれば年収3倍!のような本ではありませんし、上から目線の自慢話でもエロ本でもありません。

読むと、非常に地味で地道な作業を繰り返し、膨大な時間を使っているのがわかります。

最後に本書の一部を引用します。

どんな仕事であれ 、 「やりたいこと 」と 「やらねばならぬこと 」の間で葛藤することが多いと思われます 。それは私も同じです 。そこで肝心なのは 、そのときに 「自分ありき 」ではなくて 、 「自分をなくす 」ほど 、我を忘れて夢中になって取り組んでみることです 。新しいことはそこから生まれます 。本書を最後まで読んでいただければ 、そのための心構え 、やり方 、コツ 、といったものが見えてきて 、それが実はどんな仕事にも応用がきくものだということが 、おわかりいただけるのではないかと思います 。

興味を持った方は一度手にとってみてはいかがでしょうか。

 

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◆この記事は執筆時点の想いをもとに書いています。
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