会社の登記事項証明書(謄本)をネットで取得する方法←登記オンライン申請システム・登記ねっとを利用。

 

こんにちは、北千住の税理士_佐藤です。

今回は登記事項証明書(いわゆる「謄本」とうほん)をネットから取得する方法についてご紹介していきたいと思います。
私も何度か利用していますが、便利なのは間違いないです。

会社・自宅にいながらネットで請求し、
ネットバンキングで支払いを済ませ、
郵送されてくる(1日〜2日で届く)のを待つだけです。

法務局とか公的な機関(税務署しかり、ハローワークしかり)って駅から離れてますよね。
片道10分、15分なんてザラです。
ネットで取れれば、わざわざ時間かけて法務局に行く必要がありませんからね。

 

登記事項証明書をネットで取得する手順

 

それでは登記事項証明書をネットで取得する方法をご紹介していきます。
一口に登記事項証明書といっても様々ありますが、今回は会社の登記事項証明書にします。
(念の為ですが、登記事項証明書であって、「印鑑証明書」ではありませんので。)
要領がわかれば5〜10分ほどで完了できます。

まずこちらのサイトを開きます→登記・供託オンライン申請システム 「登記ねっと 供託ねっと」(外部サイトです)

なんでもそうですが初めて利用する場合はメールアドレス、住所などの登録が必要です。(緑枠から登録しておきましょう)
そして、メールアドレスの直打ちはこれでもう止めましょう!→《参考記事》ユーザ辞書(単語登録)を使ってメールアドレスもキラキラネームも一発で変換・入力できる!

登録が済んだら赤枠の「かんたん証明書請求」をクリックします。

ログインします。(順番としてはログインを先にしてから、上のページを開いても問題ありません)

会社(法人)の登記事項証明書をクリックします。

登記事項証明書を取る会社を探すのに、
「オンラインで会社を検索」か「会社の情報を直接入力する」かのいずれかを選択します。
両方やってみましたが、「オンライン」の方が手っ取り早いです。(会社名や住所などを直接入力する方がやはり時間かかりますから)
ということで「オンライン検索」を選択していきます。

この赤枠内を埋めて、「検索」をクリック。

するとその会社がヒットしますので、「選択」にチェックマークを入れて、右下の「追加」をクリックしましょう。

すると1つ前の画面に戻りますが、下の方に選択された会社が出ていますので、右下「確定」を押します。

(次の画面大きいので2つに分けて表示します。)
選択した会社の情報が出ています。

下の「通数」に必要な枚数を入力し、「次へ」をクリック。

(次の画面も大きいので2つに分けて表示します。)
ここでは登記事項証明書の取得手段を決めます。
非常ぉ〜に小さいですが、
「交付方法」では郵送・窓口受取を選択できます。
窓口受取とは法務局に取りに行くということです。

「郵送種別」は、普通・書留・簡易書留を選ぶことができます。
また、「速達区分」で速達にすることも可能です。

住所・氏名は登録したときの情報が表示されています。
問題なければ「次へ」。

次の画面で内容確認したら「確定」

ここでも「確定」をクリックします。
なお、氏名のカナはすべて全角にしないといけません。

そして「送信実行」です。

すると何やら注意事項やら出てきますので、さーっと読んで「処理状況を確認する」をクリックしましょう。

ここから登記事項証明書の発行手数料の支払いについてです。
右中段の「納付」から進んでいきましょう。
(注)一番下に★で囲っていますが、この画面に「納付」ボタンが表示されないことがあります。
そんなときは慌てず、一度リロード(Windowsなら「F5キー」、Macなら「command+R」)するか、
違うページを開いてから再度『処理状況照会』のページを開いてみれば「納付」ボタンが出てきます。

次に支払い方法の選択です。

支払い方法としては、
「電子納付」を選択してネットバンキングで支払うか、
左下の各番号を用いてペイジーで支払うか、
のどちらかです。
これはお好みでというところでしょうか。

納付が済むと登録したメアドに「手続終了となりました」と通知がきます。
また、『処理状況照会』を開くと、「手続終了」や「納付済み」だとか表示されていますので状況がわかりますね。

これでネットでの手続きは終了です。
おつかれさまでした^^
あとは郵送されてくるのを待つだけです。

届くまで何日かかるのかですが、私が先日やったときは普通便で、午前中に納付まで済ませて、翌日の夕方にはもう届いていました。
これは早いほうだと思いますが、普通便でだいたい2日営業日後には届いているのではないでしょうか。

 

 

おまけ

 

ここまではネットで登記事項証明書を取る方法について書いてきましたが、
ネットではなく現地に取りに行くときの記事も書いています。↓
『印鑑証明書・登記事項証明書(謄本)・納税証明書』を取れる場所は?会社と個人で異なります。
この記事は、どの書類をどこで取得できるのかまとめたものです。

 

 

《編集後記》
ワールドカップ盛り上がりましたね。
朝型なので録画して見ていましたが、セネガル戦の録画を見ているとき、暑いから窓を開けていたのが仇になり、お隣さんから「えっ!引き分けだったの?!」という声が聞こえてきました。。
続いて最後のベルギー戦。
今度は窓を閉めきっていましたが、テレビをつけてから録画リスト画面に移すわずか数秒の隙きに、ちょうど試合が終わってうなだれている乾選手の姿が映し出されました。。。

《兄弟日記6歳4歳》
長男に携帯のパスコードを解読されてしまいました。
バレないように画面を見せることはなかったのにどうしてわかったか聞いてみると、
指の動きで、最初2つと最後の2つは同じ数字を打っていることは分かっていたと。
残りは彼なりの推測・勘で解読したとのこと。
これまで何度も何度も私の指の動きを見てきて、仮説をたてていたんでしょうね。
どこで何を見られているか分かったもんじゃないですね^^;

◆この記事は執筆時点の想いをもとに書いています。
また、税制も執筆時点のものになっており、記事によってはその後の法改正が反映されていない可能性がありますのでご注意ください。



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